本当に配布されてる?不安ならGPS管理をしている会社に依頼しよう
「業者にポスティングを任せたのはよいものの、何だか心配」「配らずにこっそり捨てるスタッフさんもいると聞いたけれど、大丈夫かな?」近年ではそんなクライアントたちの不安を払拭するために、GPSで管理をしている会社も登場しています。この記事では、配布状況などをGPS管理している会社の実態について、詳しくご紹介していきます。
スタッフにGPSを持たせているポスティング会社がある
ここでは、スタッフにGPSを持たせているポスティング会社の管理方法について、まとめています。
GPSロガーを配布スタッフへ持たせる
まず、100円ライター程の大きさをした「GPSロガー」と呼ばれる携帯発信機を、配布スタッフへ持たせます。GPSロガーは登山やハイキングなどでも使用されており、3秒~5秒の間隔で持ち主の行動ログを取っていきます。
具体的には、動いている記録はもちろん、「何分間立ち止まったか」「どこで立ち止まったのか」なども残るのです。なお、スマートフォンを持っている場合は、専用のGPSアプリを入れるよう指示する会社もあります。
業務終了後にロガーを回収しデータを抽出
配布スタッフが業務を終了したらGPSロガーを回収し、パソコンにつないでデータを抽出します。抽出したデータを見てみると、「スタート地点からゴール地点まで移動した様子」が線となり表示されます。そして、このGPSに残ったログデータから、管理スタッフは配布作業がきちんと行われたかどうかを確認するのです。
主に確認する3つの事項について
ポスティング会社がGPSデータから確認する事項は、主に日時と配布スピード、そしてルートの3つです。決められた時間帯や期日に配布されているか?配布が完了する平均的な時間に対し、時間がかかり過ぎたり早過ぎたりしないか?歩いた軌跡と配布枚数に不自然な点はないか?などが重要なチェックポイントとなります。この時点で何かおかしな点があれば、配布スタッフにすぐ事情を聞くなど、迅速な対応をとっているのが特徴です。
リアルタイムでポスティング状況を確認できる会社もある
最近ではGPSを使うことで、リアルタイムでポスティング状況を確認できる会社もあります。具体的にどうやってポスティング状況を確認しているのか、その実態を見ていきましょう。
GPS情報がアイコンで地図上に表示される
配布スタッフの持つGPSロガーや専用アプリは、3秒~5秒の間隔で持ち主の位置情報などを送ってきます。その機能を活用し、会社によってはまさに今稼働中のスタッフを、地図上にアイコンとして表示できるシステムをクライアントへ提供しているところもあります。視覚的に「今、どこでどんな風に配布されているか?」をリアルタイムで確認できるため安心です。
誰がどこで何枚配布しているか確認できる
ポスティング会社では専門のスタッフが配布状況を常にチェックし、クライアントから預かった広告物をリアルタイムで徹底管理します。「指定の配布エリアへ確実に投函されているか」を確認すると共に、誰がどこで何枚配布しているのかわかるので、間違ってエリア外に配布されてしまった場合もすぐにわかるので迅速な対応が可能です。
GPSを活用しているポスティング会社がおすすめの理由
ここではGPSを活用しているポスティング会社がおすすめの理由を、4つご紹介します。1つずつ、順を追って見ていきましょう。
「隠れて廃棄する」などの不正を防げる
GPSを持たせることによって、配布スタッフの業務中の行動は筒抜け状態となります。かつては配布スタッフが預かったチラシを配布することなく、隠れて大量に破棄するトラブルも発生しました。
しかし、行動を可視化させることによって、このような不正が防げるようになったのです。また、「1日に平均して何枚配布できるのか」という過去データを蓄積させることにより、不正が行われていないかも調べることができます。
配布スタッフの安全を確保できるように
屋外で動き回って活動する仕事である以上、どうしても配布スタッフは交通事故などに遭いやすいです。しかし。GPSで過去の行動記録のデータを蓄積することで、「安全なルート」を指示できます。そのため、配布スタッフの安全を確保できるようになります。
より優秀な配布スタッフの育成が可能!
GPSで配布スタッフたちの行動データを蓄積することで、優秀な配布スタッフの配布スピード・配布ルート・休憩を取るタイミングなどの情報を社内全体で共有できます。過去のデータをもとにした新人教育もできるため、即戦力となる優秀な配布スタッフをすぐ育成できるのです。その結果、より効率的な配布が期待できるでしょう。
データを反響の検証などに利用できる
GPSを使用することで「この区域にある民家に配布したら、クレームが出た」「このエリアに配布したら、飲食関係のチラシで反響がよかった」なども地図アプリの記録から調べられるため、データを反響の検証などに利用できます。
また、チラシに割引クーポンを付けた場合も「実際に何名が来店したのか」といったデータを分析できるため、次にポスティングを行う際の戦略も立てやすくなってくるのです。
業者にポスティングを依頼した後の不安を払拭させる手段として、GPS管理をしている会社への依頼をおすすめしてきました。GPS管理をしている会社なら「今、どこで何枚配布しているのか」をリアルタイムで確認できますし、蓄積した過去データを参考にした新人教育も行えるため、より効率的な配布や反響データの検証なども可能です。納得できるポスティングを実現するためにも、ぜひGPS管理をしている会社を利用しましょう。