ポスティングするときの理想の服装は?NGな服装例も紹介
主婦や学生がスキマ時間に手軽にお小遣いを稼げるということで人気のポスティングですが、効率よくチラシなどを配ることが稼ぎに直結します。今回はポスティングをこれから始める方や興味がある方に向けて、季節ごとにおすすめの服装やトラブルに巻き込まれないためのポイントなどについて詳しく解説いたします。
ポスティングする場合のおすすめの服装は?
ポスティングの効率を上げるために服装選びは重要なポイントですが、服装選びでなによりも大事なことは「不審者」と見られないようにするために清潔感があり、きちんとした印象を与えるようにすることです。ポスティングでは長時間歩き続けても疲れにくいランニングシューズと急な天気の変化にも対応できるように雨具が必要となります。
その他でチラシなどを入れるカバンもあると便利ですが、特におすすめは斜めがけができて、口が広くチラシや地図などを取り出しやすいメッセンジャーバッグと呼ばれる配達人のために作られたバッグです。両手がフリーで使えるという点ではリュックタイプでも良いのですが、口が狭いとチラシや地図を取り出すのに時間がかかってしまうので、なるべく口が広く出し入れがしやすいバッグを選ぶようにしましょう。
夏の時期にポスティングする場合の服装
夏の服装でもっとも大事なポイントは暑さ対策です。しかし、だらしなく見えないようにする必要があるため、ポロシャツなどが望ましいでしょう。また日中は強い日差しから頭や顔を守るために帽子も必要ですが、マンションや団地などに入る際には顔が見えるように帽子を取るように心がけましょう。
冬の時期にポスティングする場合の服装
冬の服装でもっとも大事なポイントは寒さ対策です。しかし、あまりにも防寒対策をしてしまうとポスティング中に暑くなり過ぎるため、ダウンジャケットの下に厚手のトレーナ、セーターといった組み合わせは禁物です。また、手袋やネックウォーマーなどをうまく取り入れるようにすることで寒さをしのげますが、手袋に関してはチラシがうまく掴めずに作業効率が落ちる可能性があるので釣りで使われているような指先が出ている手袋を選ぶようにしましょう。
避けるべき服装とは
ポスティングのお仕事は他人のポストにチラシなどを入れる作業であることから、一般的に「怪しい」「不快」と思われないように心がければ基本的にはなにを着てもいいですが、イメージが沸かない方に向けて避けるべき服装をご紹介します。
黒っぽい服装
ファションで全身黒コーデを取り入れている方もいますが、全身黒ずくめの方がご自身の郵便ポストを触っていたらどうでしょうか?全身黒ずくめでウロウロしていたら通報されることもあるかもしれません。また、夏場に黒色の洋服は日光を吸収しやすく熱くなりますので、健康面を考えても極力黒色は避けましょう。
清潔感がない
黒っぽい服装にも通ずることですが、清潔感がない方が自分の郵便ポストを触っていたら良い気はしません。見た目は当然のことながら臭いにも気をつけましょう。マンションなどの集合住宅では多くの方とすれ違う機会もあるので、夏場汗をたくさんかく季節では、タオルや体臭対策として制汗デオドラント剤を準備しましょう。
露出が激しい
人様のお家にお邪魔する訳ですから、最低限のマナーとしてタンクトップやノースリーブといった露出の激しい服装は控えましょう。基本的には引越し業者の方や配達業者の方の服装を参考にすれば良いかと思います。
服装以外で心がけるべきポイント
ポスティングのお仕事でもっとも気をつけなければならない点は、クレームにつながるような迷惑行為をおこなわないということです。ポスティング中にお家の方にあった際やマンションなど集合住宅の管理人さんとあった際には必ず気持ちの良い挨拶を心がけましょう。クレームにつながる恐れがある行動についていくつか紹介します。
①チラシお断りの家にポスティング:ポスティングをしていれば必ずといって良いほど目にするのが、「チラシ、広告類は一切お断り」と書かれた貼ステッカーや張り紙です。このようなステッカーや張り紙が貼られているお家やマンションのポストには絶対にポスティングしないようにしましょう。
②ポストに無理やり押し込む:既にポストに物がいっぱいの場合には無理にチラシを入れないようにしましょう。ポストからチラシがあふれた状態は見た目にもよくないですし、雨や雪が降った場合にはチラシが濡れて読めなくなります。最悪の場合には外にはみ出したチラシから雨が染み込んで、ポストの中の新聞や郵便物などが濡れてしまい賠償請求にも繋がります。
③不法侵入は絶対にしない:関係者以外立ち入り禁止と書かれている建物には絶対に立ち入らないようにしましょう。注意書きがない場合であっても、マンションであれば管理人さんに一言声をかけて許可を取ってからポスティングするようにしてください。万が一管理人さんの許可を得ることなく、ポスティングをおこなった場合には建物の管理会社などからクレームが来る可能性があります。
④早朝や深夜のポスティングは避ける:ポスティングは午前9時から午後6時といった人目が多い時間におこないましょう。人目が少ない時間帯は配布しやすいというメリットはありますが、一方で不審者と間違えられるデメリットもありますので必ず避けるようにしてください。
まとめ
ポスティングは基本的に自由な時間に好きな服装で働けるといった自分のペースで働けるお仕事です。まわるエリアやルートをしっかり確認して効率よくポスティングができればスキマ時間を活用して稼ぐことが可能です。ただし、その為には最低限のマナーとしてポスティングする際の「服装」「時間」「建物のルール」には気をつけるようにしましょう。最後に、このお仕事は体力も非常に使いますので自分の体のメンテナンスも忘れずにおこなってください。